歌舞伎の舞台公演をスクリーンで上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第12弾。三遊亭円朝の同名原作を現代風にアレンジし、2007年歌舞伎座で上映された。新三郎に恋して焦れ死にしたお露は、自分の後を追って死んだ下女・お米と共に、夜になると牡丹燈籠を手に下駄の音を響かせながら、新三郎のもとへ通うようになる。新三郎の下働きの伴蔵とお蜂の夫婦は、お露を幽霊と見破るが……。